「糖尿病性腎症重症化予防事業の介入効果の評価」が掲載

このたび帝京医学雑誌の最新号(第45巻第1号)に、天野方一副所長などが中心にまとめた、市原圏域糖尿病性腎症重症化予防対策推進協議会の活動における「糖尿病性腎症重症化予防事業の介入効果の評価」が掲載されました(天野方一、他:帝京医学雑誌 2021; 45 (1): 45-52)

今回の論文ではその介入によって腎機能低下速度が低減された状況が報告されております。
「糖尿病性腎症化予防事業」は全国各地の自治体において様々な形で実施されていると考えられますが、その効果が実証されたとのエビデンスは決して多くありません。
今回私どもが今回の論文でお示ししたような『有効性の評価』作業は、「重症化予防事業」を実施者の自己満足に終わらせない意味で、極めて大切であると考えます。