副所長天野方一医師が、この度、第95回日本産業衛生学会(高知)において一般演題で講演を行いました。

題名:日本におけるCOVID-19パンデミック下の在宅勤務者のワークエンゲージメントに関する検討

全国規模のインターネット調査(JACSIS研究)で得られたデータをもとに、日本におけるCOVID-19パンデミック下の在宅勤務者のワークエンゲージメントに影響を与える要因を調べた内容となっています。

上司との密なコミュニケーション、長時間労働の抑制、十分な睡眠は在宅勤務者のワークエンゲージメントを高める可能性があることが分かりました。
これらの行動やリスクは、非在宅勤務者よりも在宅従業員間でより多く認められました。これらの行動やリスクに対する介入が、在宅従業員のワークエンゲージメントの向上に寄与することを示唆しています。