現代にこそ求められる自然の力、植物の可能性
当センターでは、古くから伝わる“冬虫夏草”について、25年前より順天堂大学免疫学教室などと共同で、臨床医学的な効能・効果の研究を重ねております。
その研究成果は、日本の医学学会で発表されています。
漢方の世界では、古くから冬虫夏草などの生薬は、煎じる方法で飲まれ続けてきました。
しかし最近の研究により、冬虫夏草は強硬な細胞壁があり、その細胞壁の中にある有効成分をコトコト煎じて抽出しようとすると、熱に弱いビタミンやミネラルが酸化してしまう欠点があることがわかりました。
また冬虫夏草は分子量も大きい為、通常の抽出法では殆ど体内に十分吸収されにくいと言われています。
何とか全ての有効成分を抽出して、しっかりと体内に吸収させる方法はないか………。
ようやく長い研究の中で出会いました。
それが世界唯一の抽出法『循環多段式加圧抽出法(特許No.3212278)』。
これによって冬虫夏草が本来もつ有効成分をまるごと全て取り出すことが可能になりました。
冬虫夏草と循環多段式加圧抽出法との出会い
成分(ビタミン、ミネラル、アミノ酸、β―グルカンなど)ごとに時間と圧力を変えてひとつずつ丁寧に成分を抽出するオリジナルの抽出法です。
人間の体内では特に分解しにくい多糖類(β―グルカン等)を低分子化して腸内吸収可能な状態に出来るのはこの抽出法以外にないのではないかともいわれています。
冬虫夏草や霊芝等のキノコは細胞壁が非常に硬く、分子量が大きい為、通常の熱水抽出や粉末にするだけでは体内に吸収されにくくなります。 せっかく冬虫夏草を摂り入れるのですからしっかりと届けたい。 「循環多段式加圧抽出法」はそれらの弱点をすべてクリアしたすばらしい抽出法です。
これは冬虫夏草と霊芝を「熱水抽出法」と「循環多段式加圧抽出法」でそれぞれβ―グルカンを抽出しました。 結果、その差は歴然です。 最大35倍ものβ―グルカンを抽出したのです。
世界唯一の抽出法は空気がきれいなことで有名な北海道北部幌加内の大自然に囲まれた最適な環境のもとで「冬虫夏草」は丁寧に抽出されています。 またここ幌加内は非常に寒い地域としても有名で、日本最寒気温ー41.2℃を記録したことがあります。