ひとりの人間の“いのち”とふれあう時間
漢方医学の独特な“四診”(望診、聞診、問診、切診)という方法で診察し、豊かな経験を生かし、個々の身体プログラム(証)を見極めます。
そして、ひとりひとりの“自然治癒力”を最大限に高め、病気にならないため、病気を早く回復するため、より健康で美しく生きるために、できる限りサポートいたします。
未病相談は、ひとりの人間の“いのち”とふれあう時間と考えています。
未病改善のために、体質、未病チェック、検査結果をもとに、ハーバード大学からの最新予防法(食事療法、運動法)を紹介し、当センターで研究開発したサプリメントを個別に提供することが出来ます。
神奈川県知事、黒岩祐治さんとは、2005年に、ある市民講座で知り合いました。
そのころ、黒岩さんのお父さんが、肝臓がんで余命2ヶ月と宣告されていました。
抗がん剤による治療の副作用で、七転八倒の苦しみが襲い、何も食べられなくなって、容態が悪化されていました。
神戸の病院を訪ね「望診」(視覚による診断方法)で診たところ、「中気」(消化器系エネルギー)が弱まっていると分かりました。
少しでも食べられるよう、いくつかの助言をしました。
そのひとつは、山薬という漢方薬の原料でもある長芋を蒸して、毎食、ご飯がわりに食べるということでした。
これが医食同源の原理です。
合わせて、冬虫夏草を煎じたお茶も飲んでいただくよう言いました。
山薬は胃の調子を良くしますが、肝臓病の薬ではありません。
ですが、食べて元気になれば病気の臓器も良くなる、というのが漢方の基本的な考え方です。
食欲が戻ったお父さんは、ステーキを食べ、ビールを飲めるほどに回復されました。
おいしいものを食べて好きなものを飲んで、家族に包まれてゆったりと暮らしているなかで、病気と闘うための自然治癒力が高まっておられました。
半年後に、がんは3センチに、腫瘍マーカーは20と正常値になりました。
お父さんの主治医も「がんは完治しました」とおっしゃいました。
元ジャーナリストでもある黒岩さんが目の当たりにされた、中西医結合医療の可能性について、本にまとめて出版されました。
よろしければ、ご一読ください。
「医師から見離された末期の巨大な肝臓ガンを見事に完治させ、授かった残りの時間の一刻一刻を母といとおしむように過ごし、家族に感謝し、朗らかに、聡明に、最後の最後までステーキをほおばり、ビールを飲みながら、ふっと消えるように昇天していった父……。 肉親との別れは辛いものです。 しかし、避けられないものであるなら、こんなふうにお別れができたら最高です。」
未病相談:初診料30分5,000円
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