

| 学名:Cordyceps sinensis (C.militaris) |
東洋医冬虫夏草とは、バッカク菌科の真菌類(キノコ)で、昆虫に寄生するものの総称です。古くから不老長寿の生薬として愛用されてきましたが、入手が困難な為、一部の高貴な人々しか口にすることができなかったといわれています。
有効成分として各種の多糖類が存在し、古くから利用されてきた生薬です。
滋養強壮、アンチエイジングなどに効果があります。
これまでに行われた基礎研究で、免疫力や内分泌系、神経系、心臓循環器系、腎臓泌尿器系に好影響を与えることがわかっています。
具体的には、冬虫夏草による免疫賦活作用としてNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化するほか、ガン細胞を撃退する効果も見られます。さらに滋養強壮作用があること、コレステロール低下作用のほか、運動能力を向上させる作用もあるといわれています。近年では「活血化瘀」作用や美容効果などが報告されています。
主な効能:滋養強壮、動脈硬化防止、アンチエイジングなど
| 学名:Ganoderma Lucidum |
サルノコシカケ科に属し、マンネンタケなどの別名を持つキノコです。東洋医学では、伝統的に珍重されてきた“養生”のキノコです。
霊芝にはガンの予防効果があるといわれています。
β―グルカンなどの多糖類やガノデリン酸などのトリテルペン類などの有効成分が豊富に含まれて、これらが免疫賦活作用や抗ガン作用を示すと考えられています。また、ヘミセルロースという成分にも抗ガン作用があります。
そのほかにも、高血圧や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病を予防する効果も指摘されています。
メラニン合成抑制作用を持っているので、美肌効果もあります。
主な効能:ガンの予防、動脈硬化防止、アンチエイジングなど
| 学名:Dioscorea batatas decne |
ヤマイモ科のツル性の植物。白く粘り気のある根は滋養、強壮などを目的として、八味地黄丸などの漢方薬に配合されるほか、食用としても重宝される生薬です。ナガイモ、イチョウイモ、ヤマトイモは中国から伝えたれたものでヤマノイモは日本原産の自然薯(じねんじょ)を指します。自然薯は生薬にはあまり用いられません。山薬にはサポニン、粘液質、アルギニン、アラントイン、アミラーゼ、コリンなどが含まれています。消化を助け、腸内環境を整え、便通を正常にします。さらに、夜尿症、頻尿などの泌尿器系の疾患にも効果的です。
主な効能:滋養強壮、整腸作用、アンチエイジングなど
| 学名:Lonicera japonica |
スイカズラの花蕾で中国をはじめ日本や韓国に多く自生します。「金銀花」の効能は解毒、鎮痙、利尿、抗炎症、抗菌作用、解熱に有効です。 近年の研究で肥満、特に中性脂肪、コレステロールの低下や美肌効果も報告されています。
主な効能:清熱解毒、肥満防止など
| 学名:Panax Notginseng |
田七人参(でんしちにんじん)はウコギ科の多年生植物で、世界中でも中国の雲南省の東南部から広西省の西南部のごく限られた地域にしか分布しておらず、大変希少価値の高いものです。栽培には一年を通じて温暖でしかも適切な湿度を必要とし、種蒔きから収穫までになんと、三年から七年という長い年月を費やします。田七人参はサポニン、田七ケトン、有機ゲルマニウム、フラボノイド、植物ステロールなどの機能性成分のほか、食事だけでは摂取しにくいとされるビタミン類、カリウム、鉄分、亜鉛、マグネシウムなど大切なミネラルもバランス良く含まれています。田七人参は体内の脂質の過酸化を抑制し、代謝を促進するサポニンの含有量が豊富です。また、腸から吸収されたブドウ糖が脂肪に変化することを抑制する作用があるので肥満防止にも適しています。
主な効能:動脈硬化防止、肥満予防、血液循環を良くする
| 学名:Glycine hispida |
大豆が発芽する部分「胚芽」に含まれる植物性ポリフェノールのひとつにイソフラボンがあります。イソフラボンは化学構造が女性ホルモンのエストロゲンとよく似ています。エストロゲンが減少するとイライラやのぼせ、頭痛など更年期の不定愁訴があらわれます。
イソフラボンには「グリコシド型」と「アグリコン型」の2種類があります。納豆や、豆腐などの大豆食品の殆どが「グリコシド型」です。これはイソフラボンの周りに糖がついているため腸内に吸収されにくいといわれています。一方「アグリコン型」は糖がすでにとれている状態なので効率よく吸収されます。
更年期症状の軽減のほか、貧血や冷え性などの予防やドロドロ血をサラサラ血に戻すことでも注目されています。
主な効能:アンチエイジング、更年期障害、動脈硬化の予防など
| 学名:agaricus Blazei Murril |
ブラジルサンパウロ郊外の山地に自生し、住民が昔から食用としていたキノコです。アガリクスにはβ-Dグルカンをはじめとした免疫力を高めるのに有用な多糖類が豊富に含まれており、これまでさまざまな研究がおこなわれています。中でも注目されるのがNK細胞活性を高める効果で、ガン細胞の縮小など、多くの研究報告が出されており、ガンの予防に効果が期待できるキノコです。
β-Dグルカンの他、たんぱく質、繊維質、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、必須脂肪酸などを豊富にバランスよく含有しています。
ほかにも、自律神経失調症、滋養強壮、更年期障害などに効果的だという報告もされています。
主な効能:ガンの予防、体力増進、自律神経調節など
| 学名:Lycium rhombifolium |
中国原産のナス科の落葉低木で、食用や薬用に利用されます。クコの実(枸杞子)はクコの成熟した果実のことで、根っこの皮は「地骨皮」といわれ、葉は「枸杞葉」・「クコ茶」として動脈硬化・高血圧の予防・民間では安眠に使われています。
クコは古くから不老長寿の薬として日本でも強壮薬として知られていました。現在でも広く薬膳料理やクコ酒として知られています。
果実には、ベタイン・ゼアキサンチン・フィサリエンや各種ビタミンなどが含まれ降圧作用や抗脂肪肝作用などが報告されています。漢方では、血を補い、目を明らかにする効能があり、視力の低下やめまい、腰や下肢の倦怠感、性機能障害に用いられます。
有効な症状:動脈硬化、視力低下、アンチエイジングなど